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11月26日の特集と旬
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トマト
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トマト
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特集


2008.11.26付熊日朝刊 くまもとあぐりんVOL.68
企画・制作:JAグループ熊本、熊本日日新聞社広告局 取材協力/JA熊本うき


「くまもと あぐりん」では、「生活者と生産者を結ぶ」をテーマに、県内各地の旬の農産物や生産現場などを紹介しています。
不知火海に面する平たん地で育った濃厚な味と高い糖度 トマト
 不知火海に面する宇城地区の小川町に、稲葉敦子さん(49歳、宇城市小川町)がトマトを栽培するビニールハウスはありました。農業に興味があるという読者リポーターの池田さん一家は、稲葉さんからトマトの特長や栽培の工夫の話を伺い、さっそく収穫作業を体験させてもらいました。

生産者/稲葉 敦子さん
「“興味があることはとりあえずやってみる”がモットー。強い生命力を持ったトマトは、料理にも幅広く使え、作りがいがあります」

今月のテーマ/トマト
JA熊本うき管内の作付け面積は34ヘクタール。115名の栽培農家(ミニトマト除く)が、年間240トンを出荷しています。出荷は10月にスタート

生活者/池田 和矢くん
「大きくて真っ赤なトマトを収穫できて楽しかった。今までは苦手だったけど、ちぎりたてのトマトはとってもおいしかった!」


 ビニールハウスの中に入った池田恵美子さんは、「トマトの香りがすごい! 葉っぱからも香りがするんですね」と驚いた様子。稲葉さんは合計60アールの畑で、1万4000株のトマトを栽培。年間1万2000ケース(48トン)を出荷しています。作業を行うのは、ご主人の光幸さん(56歳)と息子さんの3人。7月に種をまき、8月に定植、9月下旬から収穫が始まり、年明けまで収穫作業は続きます。

 育てているのは「桃太郎アーク」という品種。病気に強い苗のため、消毒に使う薬剤の量も半分以下に減らすことができます。さらに、虫が入らないようにビニールハウスに防虫ネットを張り、ハウスの中にも防虫シートをつり下げるなど、薬剤を減らした“安全・安心”なトマト作りを心掛けています。

 また、畑に植える前の苗にもひと工夫が。根から病気になる青枯病を防ぐため、1鉢に苗を2本植え、病気に強い根っこ(台木)に味の良いトマト(穂木)を接ぎ木し、ハウスに植え替えるのです。「多い時には1日で800本接ぎ木することもあるんですよ」という稲葉さんの言葉に、「大変ですね」と感心する勝美さん。

 ハウスでの栽培は土作りも大切。種をまくポット用の土には、山土に収穫後の稲わらと肥料を混ぜたものを使用。ハウスの中では麦わらを混ぜ、堆肥として活用しています。
 また、トマトが実をつけるための交配には、人工的なホルモン剤などを使わず、“マルハナバチ”に活躍してもらいます。ハウスの中で元気に飛び回るマルハナバチが、花から花へと花粉を運んでくれるのです。これも、なるべく自然に近い環境で栽培するための配慮です。

 ハチが逃げないように入り口が二重になったハウスの中で、いよいよトマトの収穫に挑戦です。「まず、手でちょっとひねってもぎりとってから、残ったヘタをきれいに取ってください」と稲葉さんに教えてもらった和矢(かずや)くん。少し固いヘタを何とか切り取ると、さっそく次のトマトへ。収穫したトマトにそのままかぶりつくと「甘くておいしい!」と、あかりちゃんも笑顔です。

 ふと下を見ると、トマトの畝(うね)と畝の間には、たくさんの葉っぱが敷かれています。稲葉さんは、見た目はちょっと悪いですが、と前置きした上で、「葉を下に落としておくと、雑草が生えにくくなるし、さらに栄養にもなります。トマトは摘んだわき芽を土の中に落としておくと、そこから根を張って成長するほど生命力の強い植物。その強い生命力を感じる点も、トマト栽培のおもしろいところ。これからは、安全面と収益を両立できる方法を家族で考えていきたいですね」と笑顔で語ってくれました。
「ハサミは危ないから気を付けて」。稲葉さんのアドバイスを真剣に聞く池田さん一家

収穫時期を見極めながら、丁寧に収穫していきます

トマトを利用した加工品作りにも取り組んでいる稲葉さん。完熟トマトに塩だけを加えたトマトジュースや、トマトジュースを生地に混ぜ込んだシフォンケーキ、ドライトマトなど、新しいトマトの食べ方を考案中です



JA熊本うき
営農指導部 園芸課 門口 和也さん
 宇城地区では、サラダ用やフルーツ感覚で食べられるものなど、さまざまな味・食感のトマトがそろいます。お問い合わせは、JA熊本うき営農指導部直販課まで。TEL/0964(34)3381



読者リポーター
読者リポーター
池田さん一家(熊本市)
池田 勝美さん(43歳)、恵美子さん(38歳)、
朱里(あかり)ちゃん(12歳)、和矢(かずや)くん(5歳)

稲葉さん夫婦が育てたトマトを抽選で10名様

 稲葉さん夫婦が大切に育てた“トマト”を10名様にプレゼントします。住所、氏名、年齢、職業、電話番号、ご意見、ご感想を添えてハガキ、または下記「応募する」からご応募ください。

(締め切り)
12月2日(火)締め切り(当日消印有効)。
(注意事項)
※当選者は、あぐりんネットで氏名を発表します。発送に必要な個人情報は各担当JAに提供されます。
※ご応募いただいた方に対しては、JA熊本中央会または各担当JAより、農産物に関する情報をはじめ、JAのイベントやサービス、商品に関する情報をお知らせすることがあります。
※みなさまからのご意見やご感想は、紙面に反映させるとともに生産者に随時お知らせして、「消費者の声」として活用しております。また、「読者のお便り」「あぐりんネット」で掲載することもあります。


(応募先)
〒860‐0842 熊本市南千反畑町2-3
JA熊本中央会 農政広報部「くまもとあぐりん」係
TEL 096‐328‐1016

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大地の御馳走プレゼント

次回は「JA本渡五和」からデコポンの現場をリポートします(更新日12月17日予定)。

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