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トマト農家 佐藤 友治さん(31歳・上益城郡山都町)

 九州のほぼ中央に位置する上益城郡山都町。中山間地の冷涼な気候を生かし、夏秋トマトの栽培が盛んです。7月末、収穫の最盛期を迎えていたトマト農家・佐藤友治さんのビニールハウスを訪ねました。

 

県内有数の産地で夏秋トマトをハウス栽培

 

 猛暑が続く真夏にもかかわらず、すがすがしい空気に包まれた山の頂上付近。ヒグラシの鳴き声だけが聞こえる静かな場所に、佐藤さんのビニールハウスはあります。

 山都町は県内有数の夏秋トマトの産地。トマト部会で産地化に努力を重ね、収穫量は年々増加。現在、約100人の部会員を抱え、平成27年度は過去最高の4108トンの収穫量を記録しました。

 佐藤さんは、父親の章さん(63)、母親の知鶴美さん(60)と、トマトとシイタケ、種もみ用のコメを育てています。特に力を入れているのがトマトで、約70アールの畑で大玉の品種「りんか409」をハウス栽培し、年間約100トンを出荷しています。

 

夜明けと同時に収穫開始 「朝が待ち遠しい!」

 

 夏秋トマトはゴールデンウイーク後に苗を定植し、芽かきや追肥を行います。収穫は6月中旬から霜が降りる12月初旬までで、7月のピーク時には1日に約1・2トンを収穫。佐藤さんは店頭に並ぶ時に食べ頃を迎えるように、完熟前に収穫して出荷します。夜間は実の色付きが判別しづらいため、毎朝5時にハウスへ入り、夜明けと同時に収穫開始。「適期を逃さないようにと大忙しです。朝が待ち遠しい」と汗を拭います。管理作業は日暮れまで続きます。

 家族との時間や休日を返上してトマト栽培に情熱を注ぐ佐藤さんは、「趣味はトマト」ときっぱり。妻の沙季さん(31)は4年前の結婚を機に、「未知の世界だった」という農家の一員になりました。「夏秋トマトはすごく甘くておいしい。少し酸味があり、後味はさっぱりしています。この味をもっと多くの人に伝えたいから、簡単なトマト料理を考案中です」と沙季さん。「夫はトマトに夢中(笑)。私は彼の力になりたくてマルシェに出店したり、販促会に参加したりと、子育て中でもできることを探しています」と目を輝かせます。

 

頭をひねり、手を尽くし…理想のトマトの量産が目標

 

 佐藤さんのビニールハウスは標高約550メートルの中山間地にあります。1日の寒暖差が大きく、糖度が高くてうま味が強いトマトを育てるには適した環境で、秋は特においしい実が収穫できます。佐藤さんの理想は、果肉に弾力があり、実がずっしり詰まったトマト。しかし、「トマトの栽培は難しい」とも。「思い通りには育ってくれません。だから、いつもトマトのことで頭がいっぱい」と笑います。勉強会に参加したり、他の農家を見学するなど、栽培技術の向上に余念がありません。

 現在のハウスは3人で管理するには限界の広さ。規模の拡大は考えていないといいますが、「利益を増やすためには、栽培面積あたりの収穫量を上げる必要があります」。水管理を徹底し病害虫や裂果を防いでロスを減らすほか、シーズン中盤からは、わき芽を伸ばす栽培方法「4本仕立て」を取り入れます。株に負担がかかるものの収益の高い方法で、1株から約120玉を収穫しています。「頭をひねり、手を尽くせば、“理想のトマト”は作れるはず」。はち切れそうに実ったトマトを手に熱く語ってくれました。

 

 

 


佐藤さんの両親は平成25年に、県農業コンクール経営体部門で特別賞を受賞。佐藤さんは「私は私のやり方を追求したいと考えていますが、両親は、やはりすごいと思います」と、はにかみながらも誇らしげに話します


長女のめいちゃん(4)と長男の亘くん(2)は、お父さんのトマトが大好き。佐藤さんは忙しい中でも、子どもたちとのコミュニケーションを大切にしています。「入浴は必ず子どもと一緒。おしゃべりします」


沙季さんは初めて佐藤さんのトマトを食べた時「おいしさにびっくりした」そう。その魅力を料理で表現することにやりがいを感じているといいます


 趣味でフットサルをしていたこともあるという佐藤さんですが、「今はトマトに情熱を注いでいます」

 

 

 

 

旬の農産物の味をギュッと瓶詰めに

山都町産のトマトとユズのジュース

 

 JAかみましき管内にある3店舗の直売所「よかよか うまか とれたて市場」には、約750mの標高差がある広範囲な農地から、新鮮な旬の農産物や手作りの加工品がそろいます。中でもお薦めは、山都町産の旬のトマト、ユズで作ったジュース。150mlの小ぶりな瓶入りで、飲み切るのにちょうどよいサイズ。贈答用に6本入りの箱詰めも用意されています。詳細は電話でお問い合わせください。

◆よかよか うまか とれたて市場 嘉島店

【住】上益城郡嘉島町北甘木2206

【電】096(235)6201

【営】9:00~18:00

【休】年末年始

 

 

 

◆よかよか うまか とれたて市場 益城店

【住】上益城郡益城町木山260‐1

【電】096(287)1147

【営】9:00~18:00

【休】年末年始

 

 

 

◆よかよか うまか とれたて市場 花立店

【住】熊本市東区花立3‐39‐24

【電】096(367)7904

【営】10:00~18:00

【休】年末年始

 

 

 

 


 

トマトのマヨチーズ焼き

 

▽材料
トマト(大玉) 1玉
ウインナー 3本
塩、こしょう 各適量
マヨネーズ 適量
チーズ(溶けるタイプ)適量

▽作り方
1.トマトとウインナーはひと口大に切り、アルミホイルに包む。オーブンまたはグリル、トースターで10~13分ほど焼く。
2.アルミホイルの底に穴を開け、トマトから出た水分を捨てる。
3.アルミホイルを開き、塩とこしょうをふる。マヨネーズをかけ、チーズをのせる。アルミホイルを閉じ、オーブンなどでチーズが溶けるまで5~7分焼いて出来上がり。

 

 

 

 

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