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生産者特派員リポート

  • JA熊本市 甲斐 健太朗 さん
  • 生年月日:昭和54年12月18日
  • モットー:調理師、野菜ソムリエ、農家の経験を生かして食と農の架け橋になるような活動を行っていきたいと思っています。

最終回

今回であぐりん最終回なのですが、熊本ではとんでもない事になってしまいました。

 

私の住む天明地域は熊本市内の中では比較的被害が少ないほうだったと思われます。

しかし、このあたりは海は近く、海抜も低いので津波警報が出た際は大混乱に陥り、私も死を覚悟しました。

津波の被害はなかったので安心したい所ですが、私の実家の石造りの小屋が全壊していました(T_T)

 

 

私一人ではどうしようもなかったのですが、消防団の仲間がその日の内に手伝いに来てくれたので、道路の通行に邪魔にならない様には片づける事が出来ました。

こんな大変な時に助けてくれる仲間にはとても感謝しています。

 

 

私達農家はどんな災害に遭おうとも自分と作物が無事な限り仕事をします。

そうしなければ、自分が助かっても作物が死んでしまっては、後で収入がなくなり生活出来なくなってしまうからです。

生き物を育てる仕事は生半可ではありません!

 

 

まだまだ余震が続いています、今後熊本はどうなるのだろうかと考えます。

東日本大震災の時は他人ごとだった自分が実際被災してみて思う事が沢山ありました。

今は少しずつ前に進む事。自分に出来る事を精一杯頑張りたいと思います。

 

最後に、

一年間あぐりん特派員をやってきました。印象に残った一年になったと思います。

もう少し、ナス農家、野菜ソムリエ、調理師としての情報を発信出来ればと後悔してますが、一年間、本当にありがとうございました。

これからもナスの栽培を頑張っていくので、皆様の応援よろしくお願いします。

 

次回予告

来年度は私の地元の先輩、メロン農家の小原祐一パイセンが私の3倍くらい頑張りますので皆様よろしくお願いしますm(_ _)m

入学式

先日行われた、野菜ソムリエコミュニティ熊本の総会に参加して来ました。

野菜ソムリエ協会認定の各県ごとにあるコミュニティで、前々から気になっていたので今回入会する事に決めました。

今年で37才になりますが、ピカピカの一年生です!

総会の写真は全員に了解を得るのが面倒くさかったので、これだけです。

 

そして、本物の一年生がこちら↓

 一次試験は落ちたけど、なんとか二次試験で合格!

無事に入学できました。

 

 

おまけ

今年はやたらと猪肉をもらうことが多かったです。

猪肉のカレーや猪肉のロースト、猪肉の燻製などを作りました。

今夜は猪肉の味噌漬けベーコンで晩酌です。

我が家のハウス②

先週に引き続き、いまさらですが、我が家のハウスを紹介します。

今回は害虫の天敵を使った防除方法です。
ナスの害虫には農薬に対して抵抗性のつきやすい害虫がいます。
そこで農薬に頼らず害虫の天敵を利用しています。

まずはスワルスキーカブリダニです。
ダニの仲間で、色々な害虫を食べます。

次にアフィパールです。
こいつはアブラムシに寄生するハチです。
麦アブラムシ(ナスには無害)を使ったバンカー法で増やします。
しかし、アフィパールに寄生する二次寄生蜂というのがハウス内に侵入してくるのが厄介です。

そして、ナスの天敵利用栽培になくてはならない奴がタバコカスミカメという土着天敵です。ゴマに集まる性質があるので、ゴマを植えおけばタダで採集できます。

これらが我が家で主に利用している天敵達です。
その他にもクモやカエルなど色々な天敵がいて自然に近い環境でナスを栽培しています。
これからは減農薬から無農薬を目指して安心、安全なナスを育てていこうと思います。

我が家のハウス(1)

いまさらですが、我が家のハウスの環境制御と施肥管理を紹介します。

まずは環境制御、プロファインダーという環境測定器を使ってハウス内の環境データを表示します。これによりハウス内の状況が数値化され見る事が出来ます。

この数値を基に温度、湿度、二酸化炭素濃度を自動制御してハウス内をナスにとって適性な環境に保っています。

また、ヒートポンプの導入により暖房機の重油消費量とCO2排出量を削減しています。

次に施肥管理です。
我が家では年に4回ほど土壌分析をおこない、無駄のない適切な施肥に心がけています。

過剰な施肥は植物の成長に悪影響を及ぼす他に、コストや労力の無駄や地下水汚染にも繋がります。
肥料はいっぱいやればいいってもんじゃないですよ!

来週は天敵について書きます。

大雪

私が住む熊本市南西部でも数年ぶりに大雪がふりました。
私は農業を始めて10年になりますが、こんなに雪が積もったのは初めてです。

ナスを栽培するビニールハウスにとって積雪はハウスを倒壊させるおそれがあります。 雪の重みでハウスがつぶれます。
今回は雪が軽かったのと強風で雪が飛ばされたので助かりました。
30年位前の大雪ではかなりの数のビニールハウスが雪により押し潰されたそうです(゚Д゚)

ビニールハウスの外側は凍っていますが中は14℃以上に保温されています。
しかし、安くはなったとはいえ重油代が心配です(^_^;)

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