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くまもと あぐりんネット 熊本農業の今がわかる 食と安全・安心を見つめる 生産者情報も満載


生産者特派員リポート
JA阿蘇特派員 JA阿蘇 ホームページ http://www.jaaso.or.jp/

写真
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■プロフィール
(1)山本 誠也さん
(2)昭和32年生まれ、51歳
(3)阿蘇市
(4)両親、妻、子ども3人の7人家族+中国研修生+愛猫「山本ミーちゃん」
(5)合鴨米3ha、トマト45a、イチゴ30a
(6)農業は人間が生きるために欠かすことができない生命維持産業です。作物を通して太陽のエネルギーを皆さんに送り届ける仕事ができて幸せです。

イメージ 2010/04/14
【4月11日】
 皆さんこんにちは。
 昨年の4月22日、「くまもとあぐりんネット」JA阿蘇生産者特派員の指名をいただき、研修会で先輩特派員の稲葉さんのお話をお聞きして、「これは大変なことを引き受けたな」と気持ちを入れ替えて、この1年取り組んできました。農家は「生産は頑張るがアピールが足りない」との指摘を常々聞いていましたので、できるだけ数多く投稿しようと考えてきました。幸いに阿蘇は記事のネタに事欠くことはありませんでした。
 特に皆さんに伝えたかったのは阿蘇の自然の素晴らしさ。恵まれた水、空気、緑、環境。この中で私や家族、周りの人たちが「この自然に感謝しつつ働いて、作物を育てていますよ」ということです。
 毎週の投稿は大変でしたが、やりがいのあった1年でした。この「くまもとあぐりんネット」に参加させていただき、ありがとうございました。私はわが家のホームページのブログ「農園日記」でこれからも阿蘇の自然や農家の営みを紹介していきますので、よろしくおねがいします。わが家の家族写真を載せますので、どこかで見かけられましたら声をお掛けください。それでは再見。


イメージ 2010/04/07
【4月4日】
 皆さんこんにちは。例年より早く、阿蘇でも桜が満開になりました。阿蘇神社の参道や周辺の商店街には桜並木があり、最近の好天で一斉に開花して見ごろを迎えました。木全体が桜色になり、華やいだ気持ちになります。この枝の下で弁当を広げて一杯。想像だけにとどめておきましょう。

 あぐりん特派員になってあと少しで1年になります。昨年はトマトの育苗の途中から紹介しましたが、最初の部分を今回紹介します。4月2日にトマトの苗が到着しました。以前はわが家で種をまき、土壌病害に強い品種の根とおいしくて形質が良い実をたくさんつける木を接木していましたが、現在は手間がかかるので購入しています。苗は128穴のセルに植えられて届けられます。それを1本ずつ抜いて15cmのポットに移植します。セルの中に土があり、苗の根が張っていますのですぐに活着します。これから毎日温度と水の管理をして35日くらいで定植を迎えます。

 わが家のトラックは、今年めでたく満30歳を迎えました。私が就農して2年目に新車で購入したものです。当時、トマトの出荷は12人の任意組合の中、交代で田崎の市場まで運んでいました。また白菜やレタスを作っては個人で市場に出荷していました。トラックはなくてはならないものでした。ハウスや田んぼに行く時もこれに乗って通いました。ところが、トマトは選果場に持っていけばよくなり、普段の移動は燃費の良い軽トラックを使うようになると、トラックにはあまり乗らなくなりました。外観はだんだん古くなっていきますが、エンジンはまだまだ快調で、もったいなくてとうとう30年になりました。私のこれまでの農業人生を支えてくれた同士なのです。しかし修理費もかかりますし、遠くに乗っていくときに心配もしますので、ついに買い換えることにしました。今度の車は私が農業を引退するまで活躍してくれることでしょう。


イメージ 2010/03/31
【3月27日】
 皆さんこんにちは。22日、悪天候のため、延び延びになっていた野焼きが行われました。阿蘇の景観は自然がいっぱいですけれども、その自然は単なる自然ではなくて、人の手が加わった自然なのです。原野を放置すると根ザサが竹になり、潅(かん)木が生え、やがて高い木が育って雑木林になります。もともと阿蘇の原野は家畜の飼料採取や、放牧用の草地を維持するために火が放たれ、原野が維持されてきました。最近は植林が行われたり、何年も野焼きが行われない原野があったり、また野焼きは原野の入会権を持つ人は全員参加なのですが、不参加の人も増えて作業も大変になりました。しかし私は野焼きが大好きですし、私の周りの人も好きなようです。皆さん、一度来てみませんか。その迫力のすごいこと。バリバリと音を立てて100mも離れたところで燃える火が熱くて、顔を手で押さえなければならないこと。一つの山が見る見る炎に包まれて黒い山肌に変わるさま。写真や文章ではとても伝えられないのです。これを見たらまた来年も見たくなる。そういうわけで毎年、火消し棒を担いでカメラ片手に参加しています。


観光のお客さんも「はいポーズ」


【3月26日】
 昨夜から冷え込みましたが、朝起きて見ると阿蘇山が真っ白になっていました。野焼きが行われて山肌の草が燃えてなくなり、真っ黒だった山肌が一晩で真っ白に変わっていました。涅槃像もお色直しが大変です。


イメージ 2010/03/24
【3月21日】
 皆さんこんにちは。今年の春は天候不順で困ります。14日に予定されていた野焼きが20日に順延されていました。前日から天候も回復して準備万端で山に登りました。ところが朝から西風が強くてとても火入れができる状態ではありません。火が防火帯を越えて山林に延焼したり、最悪なのは人が火に巻かれたり、とにかく危険な作業ですので悪条件では実行できないのです。私は20歳から32回参加していますが、強風で中止になったのは初めてでした。次は22日に予定されていますので天候の回復を祈っています。
 ところで野焼きに欠かせないのが「火消し棒」です。以前は杉の枝などを切っていきましたが、火を叩くうちに葉がなくなってしまいますので火消し棒を作っていくことになりました。棒は長さ2mの竹の先端を割ってツタのつるを編み込んで作ります。ツタは土手にいくらでもありますし、竹もわが家の敷地の中に生えています。作るのは毎年のことですので時間はかかりません。ただ面倒なだけです。しかしこれがないと野焼きが安全にできませんので、きれいなものを作っていきます。22日の野焼きにはこれがあまり活躍しないことを願っています。

 今朝はすごい黄砂でした。わが家から阿蘇山も大観峰も普段ならきれいに見えるのですが、今朝は阿蘇山は全く見えず、大観峰はかすかに見えるだけでした。最近は季節を問わず、飛散の規模も大きいようです。阿蘇山が鮮明に見える日も少ないような気がしますが、皆さんのところは周りの風景の見通しはいかがですか。


イメージ 2010/03/17
【3月14日】
 皆さんこんにちは。2月からの悪天候続きで農作業にも影響が出ています。今日は北山外輪山の野焼きが行われる予定でしたが、雨のために中止になりました。今日の予備日は20日、その日もだめな時は21、22日となっています。来週は晴れることを願っています。
 先週10日、阿蘇では季節はずれの大雪でした。今年は暖冬で植物たちも春モードに入り、もう新芽を大きく膨らませていましたが、予想外の寒さと大雪でさぞかしびっくりしたことでしょう。梅、ミツマタの花がほかの花より一足先に満開に咲き誇っていましたが白い綿帽子をかぶって寒そうにしていました。また阿蘇特産のタカナも例年より伸びが早く、もう収穫が盛んに行われていましたが、雪に埋もれてしまいました。



ミツマタ

タカナ

 今日(14日)、朝少し雨が降りましたが、日中は日差しもあり、わが家の桜の新芽もずいぶん大きくなりました。3月中には開花するのではないでしょうか。
 わが家の畑のタカナも大きくなって収穫をしました。阿蘇タカナの収穫の仕方は茎を1本ずつ手で折って行いますので、収穫のことを「タカナ折り」と言います。タカナ折りの適期は草丈が30cm、茎の大きさが小指くらいの時が軟らかくて、タカナ特有の辛味があってベストです。折られたタカナは浅漬けとべっ甲色の本漬けの2通りに漬けられます。この時期の浅漬けは春の味がして格別です。


イメージ 2010/03/10
【3月7日】
 皆さんこんにちは。最近は雨ばかりで困ってしまいます。3月になると田んぼの準備やトマトの準備など、やらなくてはいけない仕事がたくさんあるのですが、こうも天候が悪いとあきらめがつきます。今日は小雨の中、地区の農家が総出で田んぼの水路さらえの作業がありました。昨年の稲刈りの前に止められた用水路の水が、4月からまた水が通されるので、その前に全部の用水路、排水路にたまった土砂や草などを除去して水が全部の田んぼに行き渡るようにしました。面積的には600ヘクタールくらいありますので、水路の長さも相当あります。農地を管理するにはたくさんの人手が必要ですので、今日は小雨決行で行われました。

 昨年からの政権交代で農政にも大きな変化が起きています。今年からは農家の個別補償制度が行われ、やる気のある農家を育成するという方針だそうですが、わが家ではこれまで合鴨農法による有機JAS認証の米を作り、独自の販路を確保してきました。ところが今年から減反制度が変わり、昨年よりも米を作れる面積が少なくなり、これまで毎年お世話になっていたお客さんすべてに例年通りの量をお届けできるか分からない状況になってきました。今まで意欲を持って取り組んできたことが何だったんだろうかと、悩ましい日々を送っています。


イメージ 2010/03/03
【3月1日】
 皆さんこんにちは。今年の2月の天気、阿蘇ではあまり良くなかったのですが、とても暖かい日が続きました。特に先週は暖かい雨と4月を思わせる天候で、植物も一斉に反応して春モードになりました。わが家の庭の梅の木は、今年高校に入学する次男の小学校卒業記念樹なのですが、例年より早く、もう満開を迎えました。また田んぼの土手にはフキノトウが顔を出し、冬の寒さに身をすくめていたナズナや名も知らない草たちも小さな花をつけました。これから一雨ごとに春の盛りに近づいていきます。

 先週の暖かい日、今年の稲作の最初の作業をしました。昨年の稲刈りの後に伸びた田んぼの土手の雑草が冬枯れしてカラカラに乾燥していましたので焼きました。暖かい春の風にあおられて瞬く間に燃え上がって後には黒い地肌が残り、きれいになりました。晴れが続いた日にはこれからあちらこちらで土手焼きの煙が上がります。
 また、3月14日には阿蘇の北外輪山で野焼きが行われます。この日は一帯の牧野組合が一斉火入れをしますので、7000ヘクタールの原野の草が焼かれます。皆さん交通情報をご確認の上、見にお出でください。また雨天の場合は20日に順延されます。


イメージ 2010/02/24
【2月21日】
 皆さんこんにちは。2月は毎日曇天で参っていましたが、ようやく晴天の日がやってきました。今日は朝から冷え込みが厳しく、何もかもが凍りついて一面真っ白でした。阿蘇山は久しぶりにその姿を現しましたが、今朝は噴煙が特に大きく、西風にたなびいて地球のエネルギーを感じさせます。阿蘇の人間は阿蘇山に畏敬の気持ちを持っています。特に今朝のように大きな噴煙を見るとその気持ちはなおさらです。阿蘇では過去に噴火に伴う火山灰の影響で、農作物に大きな被害を被ってきました。活火山である阿蘇山にとって噴煙は欠かせないものですが、地元の住民にとっては御山のご機嫌を伺うための手がかりなのです。

 昨年のトマトの片づけが終わって今は土づくりの時期です。阿蘇には広大な原野があり、たくさんの野草があります。この野草は夏の期間にたくさんの太陽エネルギーを受けて育ちましたので、この野草を土に入れることはわが家の土に太陽エネルギーを注入することなのです。今年も知り合いの畜産農家にお願いして、野草の梱包を運んでもらいました。


イメージ 2010/02/17
【2月15日】
 皆さんこんにちは。今週、阿蘇は連日曇天と台風を思わせる暴風で、太陽が恋しい1週間でした。わが家のイチゴハウスは曇天の朝は外気温があまり下がりませんので、暖房機の重油消費が少なくて助かります。しかし、やはり日中は青空がベストです。昨今の低炭素社会志向の中、農業分野でも化石燃料を節約しつつ生産を維持する取り組みがいろいろなところで実践されています。わが家のイチゴハウスもビニールを3層被服にすることで、燃料消費を少なくする取り組みをしています。
 12日に福岡で中国の「日光温室」の仕組みを取り入れた日本版日光温室の現地検討会がありましたので参加してきました。日本の施設園芸は重油をジャンジャン燃やして暖房して作物を育てるやり方ですが、韓国ではハウスの中の温度を外に逃がさない「保温型」、中国はハウスに入ってきた熱を壁に蓄える「蓄熱型」だそうです。これまで暖房用重油は価格が安かったので良かったのですが、最近の燃料価格の高止まり、農産物価格の下落で農家経営も楽ではなくなってきていますので、こうした取り組みには興味があります。

 5年前に中国吉林省長春に行った時に見た中国の日光温室。ハウスの外壁の片側がレンガの壁で作られ、ハウスの中に入ってきた熱を蓄えます。右は内部の様子。夜間はビニールの上に「むしろ」をかぶせて保温します。作業性は良くありませんが、燃料が不要です。

 日本型日光温室。中国のように零下10数度まで温度が下がらないので、北側の壁は蓄熱ではなく断熱構造になっています。暖房はされていませんが、中の植物は元気に育っていました。


イメージ 2010/02/10
【2月6日】
 皆さんこんにちは。今週、阿蘇では風は冷たいのですが連日晴天が続き、日差しも随分春らしくなってきました。ビニールハウスの中の作業は服を脱いで軽装でやらないと暑くてたまりません。

 2月3日の夕方、西の空を見ると太陽の横にもう一つ太陽のように光るものがありました。まるで太陽が2つあるように見えます。いつも自然の中で生活していますので空はよく見ますがこんなのは初めてです。多分薄雲がかかっていましたので、プリズムのような働きでこんな現象が起きたんじゃないかと思います。皆さんに紹介しようと思いましてパチリと撮っておきました。

 2月4日は熊本県農業コンクール表彰式とコンクール大会50周年記念式典が熊本テルサで行われました。このコンクールの受賞者の会である熊本県農業同友会会員の私も参加しました。受賞された皆さんの事例報告をお聞きして、わが家の農業経営についていろいろと考える機会を得て良かったなと思います。もちろん、その後の懇親会にも参加して、皆さんとの交流を深めてきました。この「くまもとあぐりんネット」JA熊本市特派員「スティックセニョール」の上村君とも出会いまして、昨年4月に特派員を委託された時に1回しか会っていないのに、古い友人のように懐かしくて2次会まで一緒に行きました。特派員をやって良かったな…………。


イメージ 2010/02/03
【2月1日】
 皆さんこんにちは。今週の投稿は昨日(日曜日)に作成するつもりでしたが、飲みすぎましたので早起きして作っています。私の気持ち的にはこの時期は「古閑の滝」を紹介したかったのですが、最近の暖かさで滝の氷も溶けてしまって紹介できなかったのが残念です。そこで今週はイチゴについて紹介します。
 前にも紹介しましたが、今の時期、わが家はイチゴを出荷しています。朝、明るくなる時間には(今は7時)ハウスに行きますが、ハウスのビニールは寒さで凍っていて、厳しい寒さの日にはドアも凍って開かない時があります。ハウスの中は3重に被覆していますし、暖房機もありますので別世界のような暖かさです。
 収穫は、イチゴの鮮度保持のためにハウスの温度が上がる前には終わるように、3人で腰の痛さもものともせずにジャンジャン行います。出荷するにはパック詰め作業がありますが、JA阿蘇にはパックセンターがあり、わが家ではここに委託していますので安心です。イチゴは店舗に並べる最終製品にして出荷しますので、パックセンターのおばちゃんたちの第三者的視点での製品作りに頼っています。阿蘇のイチゴを皆さん食べてください。


イメージ 2010/01/27
【1月24日】
 皆さんこんにちは。今年の冬は寒い日には本格的に底冷えし、かと思うと春のように暖かい日が来たり、天気というものはこんなものですかね。阿蘇では先週と今週、2週連続で日曜日に晴天で、特に先週の日曜日は早朝から雲1つない晴天でした。阿蘇山はお釈迦様の寝姿である「涅槃像」に例えられますが、頭にあたる「根子岳」の上から後光が差すように日が昇る瞬間に立ち会うことができました。朝7時30分、それまで灰色に沈んでいた根子岳の山肌の上部が薄紫に輝き、やがて全体が輝いてくると涅槃像の頭の上がだいだい色に。そして神々しい光を放ちながら太陽がその光を増してきます。思わず手を合わせたくなるような瞬間でした。

 今朝7時30分、JR阿蘇駅まで行く用件がありました。駅舎の前に軽トラックが止めてあり、その周りに鳩の入ったかごがおよそ20個並べてあります。何だろうと見ていると、初老の男性がかごのふたを一斉に開け始めました。かごの中の鳩は一斉に日が昇り始めた空に舞い上がり、2つ3つの集団を作って上空を旋回し始め、やがて集団は1つにまとまり南の空へと飛んでいきました。その男性に話を聞くと、八代の伝書鳩飼育家約20名が選りすぐりの鳩240羽を阿蘇から八代まで訓練飛行をさせているとのことでした。その距離は100km以上はあると思いますが、大体30分で到着するとのこと。鳩の能力にあらためて感心しました。このように阿蘇の地はいろいろな行事にかかわりのあるところなんです。


イメージ 2010/01/20
 皆さんこんにちは。新しい年を迎え、穏やかな日々が続いています。わが家では冬季のイチゴ栽培、夏季はトマト栽培と合鴨米栽培。一年中作物とのかかわりの中で生活をしています。春、もみ種をまくと芽を出し、葉っぱを大きく広げ、太陽の光を受けて光合成を行います。気温の上昇と共に根を深く張り、葉を大きくして、夏の盛りには強い太陽の光を受けて稲の一生の中で最高の生育を行い、穂が出て花が咲き太陽エネルギーをデンプンにしてもみの一粒一粒に蓄えます。やがて秋が訪れ、葉や茎は黄色く色づき、黄金色の稲穂を収穫すると米ができますが、一部は来年のもみ種となります。その繰り返しの中で稲作が続いてきました。農作物は一年のサイクルの中で世代交代が繰り返されていきます。

 わが家では、現在私たち夫婦が中心で働いていて、両親はすでに引退しているのですが、1月12日の早朝、母が家族、兄弟に看取られて83歳の生涯を閉じました。最期は眠るように安らかな旅立ちでした。親との別れは言葉に尽くせない悲しいものがありますが、母の一生を受け継ぐ私の代は、母の一生を無駄なものにしないように大切に生きていかなければと思っています。


イメージ 2010/01/13
【1月10日】
 皆さんこんにちは。新しい年になり、暖かくて本当に心も和むような穏やかな日があるかと思えば、肌を刺す北風と体の芯から冷えるような寒い日が交互にやってきました。2日は晴天で昼間は気持ちのいい日でしたが、朝は放射冷却で温度が下がり、わが家のイチゴハウスの灌水用の水道パイプにもツララが下がりました。前の晩に凍らないように少しだけ水を出していますが、それが風で吹き寄せられながら凍っています。温度計を下げていれば温度が分かったのですが、ハウスの外には下げていませんでしたので分かりません。多分マイナス10度くらいまで下がっていたのではと思います。まだまだ本当の寒さはこれからですので、寒さに負けないように気合いを入れて過ごしていきます。また、阿蘇の「古閑の滝」もこの寒さで凍りついています。この記事も紹介しようと思っていますのでご期待ください。


イメージ 2010/01/06
【1月3日】
 皆さんこんにちは。わが家では今年も平穏な正月を送ることができました。元日は例年通り朝から皆そろって雑煮をいただきました。今年は寅年ですので、わが家のネコ科の「みー」も、もちろん一緒です。しかし残念ながら「みー」の食べるものはなかったので、ただ眺めるだけです。皆が食べた後に、自分のところに行って、お母さんから減量のための低カロリー餌をもらって食べていました。今年は「みー」の年ですから。

 雑煮を食べた後に阿蘇神社に初詣に行きました。天候が良かったので今年もたくさんの人出でした。まずは手を清めてということで、手水の前には長い列ができていました。しかし湧き水ですので、真冬には特に暖かく感じられてありがたいです。お参りをして恒例のおみくじ、そして開運甘酒をいただき、今年は二男が高校受験ですので学業成就のお札を買って帰りました。今年も1年良い年でしょう。


イメージ 2010/01/01
【1月1日】
謹賀新年
 皆様には、すばらしい新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
 今年も「くまもとあぐりんネット」で阿蘇の様子、わが家のことを皆様にお知らせしますので、よろしくお願いします。
 新年号は「本場中国の水餃子」をご紹介します。今、わが家には中国吉林省からの農業実習生がいます。せっかく遠い中国から来ているので、お互いの国の文化や習慣について話して、理解し合えるようにしています。特に家内は、中国の料理を習って作り、皆で味わっています。その中でも水餃子は逸品です。中国では正月に皆で水餃子を作って食べるそうですが、その中に1個だけ硬貨を入れるそうです。その硬貨の入った餃子が当った人には1年間幸運がもたらされるそうです。今回はその作り方を紹介しますので皆さんも作ってみてください。

【材料】
薄力粉・ひき肉・野菜(ニラ、ネギ、セロリ、セリetc.)
【作り方】
※下準備
薄力粉をぬるま湯でこねて寝かせておく。ひき肉、野菜のみじん切りに塩、コショウ、サラダ油を入れて混ぜ合わせる。

生地を細く伸ばし、包丁で短く切る。

めん棒で薄くのばして皮を作る。これがプロの技です。


豚ひき肉とニラの具


皮に具を入れてきれいに包む。皮のふちを良く押えないとゆでた時に破れてしまいます。


お湯が沸騰したら餃子を入れ、再度沸騰させる。水を足してまた沸騰させ、足し水を3回したら出来上がり。


イメージ 2009/12/23
【12月20日】
 皆さんこんにちは。先週の投稿で今年は暖冬で霜も降りませんと書きましたが、書いたとたん、16日に寒波がやってきて積雪がありました。それから毎日雪が降っています。太陽がほとんど顔を見せないので昼間も氷が溶けません。12月にこんなに寒いのは珍しいです。しかも暖冬からいきなりの寒波ですので、体や心の準備ができていなかったため応えました。とりあえずたんすから防寒の作業着を引っ張り出して着込んで仕事をしています。
 写真は16日朝の外輪山と阿蘇山の積雪の様子ですが、今日はこんなものではなくて、雲が低く垂れ込め、ふもとまで雪に覆われています。今、阿蘇は原野に雪が積もり、空は寒波で冷凍庫状態です。これから冬本番ですので寒さに負けないように気合を入れて頑張っていきます。


イメージ 2009/12/16
【12月13日】
 皆さんこんにちは。12月になり冬本番かと思っていましたが、例年なら毎朝霜が降りるのに今年の冬はあまり霜が降りません。燃料が減らなくて結構なのですが、寒い時期には寒い方がなんだか安心するのですが。
 今週はわが家の住人の紹介をします。名前は「山本ミー」。性別、男。年齢2歳。出生地、不詳。両親不明。2年前の夏、トマトハウスの水タンクの下で鳴いている生まれたばかりの猫の子を発見。ミルクを与えたところ、なついてそのままハウスに住み着いてしまいました。小さいころは、私がトマトを収穫していると私の体を登って麦わら帽子の上に座るのが大好きでした。トマトのシーズンが終わるころ、家に連れて帰りましたが、一番喜んだのは子どもたちでした。それぞれ自分なりのかわいがり方で遊ばせて(or遊ばれて)いました。昼間は寝てばかりですが、夜になるとパトロールに出かけ、朝、体中に生傷を作って帰ってきます。10月のある朝、抱きかかえると尻尾の途中がだらりと垂れ下がりました。ミーの尻尾は「の」の字に曲がっていましたが、そこを何かに引っ掛けて骨から折れていました。獣医さんに連れていって切断手術をしてもらい、麻酔をしたついでに去勢までされてしまいました。今では食欲旺盛、プクプク太ってぬいぐるみのようになりました。


イメージ 2009/12/09
 皆さんこんにちは。今年は暖冬かなと思っていましたが、やはり冬は確実にやって来ています。霜はあまり降りないのですが、今日は阿蘇山頂にうっすらと雪が見えました。北風も強くて、師走らしい身にしみる寒さがあります。
 春からお伝えしてきましたトマトは、11月に価格が暴落して、私がインフルエンザで寝ていた11月20日で選果場が終了しましたので終わりました。代わって前にもお伝えしましたイチゴの収穫に毎日励んでいます。阿蘇は冬の寒さが厳しいので他の作物の栽培は難しいのですが、イチゴは早くから遅くまで収穫ができます。気温が低いことが「不利」だけではないのです。これから5月末まで、トマトの片付け、土作り、植え付け準備と平行しながら収穫をしていきます。


イメージ 2009/12/02
【11月27日】
 皆さん、こんにちは。阿蘇はすっかり秋になりました。今年はエルニーニョの影響で暖かい日が続いています。雨も適当に降り、その翌日には雲海が発生しています。前回、雲海の記事を投稿しましたが、その後何度か山まで行きましたが新聞で紹介された絶好の雲海の日には当たりませんでした。なかなかうまくいきません。
 今回は阿蘇のきれいな地下水「宮地編」を紹介します。宮地は阿蘇神社の門前町で阿蘇神社の境内、宮地一帯から豊富な地下水が湧き出しています。神社の手水はもちろん、商店街の至るところに水が湧き出して、通り掛りの人が自由に飲めるようになっています。この時期、昼間は少し汗ばむような暖かさがありますが、自然な水でのどを潤すのは気持ちがいいものです。


イメージ 2009/11/25
【11月22日】
 皆さんこんにちは。ここ最近、天候が定まりません。雨と晴れが交互にやってきます。先週16日はくもり、17日は雨となりましたが、阿蘇の住人には山を見て予測ができていました。まず、@「根子岳雲」根子岳に雲がかかっているA高岳と中岳の間の谷に煙が流れ込んでいる。この2点は地元気象予報士の天気予報で「明日は雨」の決定版なのです。この山の模様を見て、天気が崩れる段取りで仕事をしました。

 17日は冷たい雨が降りました。イチゴのハウスを出たり入ったりして仕事をしましたところ、背中が「ゾクゾク」。何となくおかしいなと思いつつ。ところが3時のお茶の時、熱を測ったら37度5分。病院の発熱外来で検査したら新型インフルエンザでした。何事にも時代の波に乗り遅れないようにと頑張って生きていますが、インフルエンザは時代を先取りしてかからなくても良かったのですが…。とりあえず、すぐに「タミフル」を飲みましたので重症にならなくて済みました。


イメージ 2009/11/18
【11月15日】
 皆さんこんにちは。先週は天気があまり良くなかったですね。この時期の雨は体の芯まで冷え込みます。せっかくの紅葉もこの雨でかなり落ちてしまいました。先週紹介した小学校の紅葉も、黄色いじゅうたんを敷き詰めたように見事な風景を作り出していました。通る人に最後のアピールをしているかのようです。木々の葉が落ちてしまうと阿蘇には本格的な冬がやってきます。

 長かったトマトのシーズンがやっと終わろうとしています。今年は天候も良かったので作柄も上々でした。まだまだ収穫はできるのですが、平たん部の出荷も本番になり価格も下がってきましたので、収穫の終わりも時間の問題です。
 わが家では夏はトマト農家ですが、冬はイチゴ農家です。他の地域ではトマト農家はトマト、イチゴ農家はイチゴだけを生産しますが、阿蘇ではどちらも生産ができるのです。秋も深まりトマトが終わると、いよいよイチゴの季節がやって来ました。トマトを収穫しながらイチゴの植え付け、手入れをしてきましたが、イチゴが色づき始め、やっと収穫ができるようになりました。また長いイチゴのシーズンの始まりです。


イメージ 2009/11/11
【11月8日】
 皆さんこんにちは。毎日良い天気が続きます。4日、阿蘇では「おお霜」が降りました。朝、起きてみると田んぼは真っ白。トマトハウスに行ってみるとトマトの葉が凍っています。新芽の葉先には水滴が凍りついています。トマトの実は糖度がありますので凍ってはいませんでした。朝の低温から日中はいきなり温度が上がって凍害を受けた葉は枯れましたが、収穫ができる限り、続けていきます。

 先日(7日)は、地元、阿蘇高校で文化祭がありましたので見に行きました。いろんな展示物、バザー、ステージがあり楽しい1日でした。中でも郷土芸能部の「波野神楽」は圧巻でした。この神楽は「阿蘇神社」の例大祭の時に奉納されるので地元の氏子の私たちには馴染みが深いのですが、その神楽の舞を高校生が舞うのを見て、先生に「これはみんな阿蘇高生ですか」とお尋ねしました。そして神楽が終わって退場する時、今度は別の先生にまた同じことを尋ねました。それくらい高校生ばなれと言いますか、堂々としているのです。「波野神楽」にはすばらしい後継者が育っているようです。
 別のブースではもちつきが行われていました。今では「きね」でもちをつくのは珍しくなりましたが、高校生は初めぎこちない動きでしたがだんだん慣れてきて、なかなかのきねさばきになりました。いつの日か、文字通り「昔とったきねづか」、この日の経験が役に立つといいなと思いました。

 今日(8日)、阿蘇では雲海が見られました。実は昨日も雲海は発生したのです。それから先週には4日連続もあったのです。あぐりん農家特派員の私としてはこの雲海を皆様にご紹介せずして何の特派員か、ということで、10月からトマトの収穫が1日おきになりましたので、前の日から天気予報を確認して狙っていたのですが、トマトの収穫の日には発生して、収穫がない日には何のこともないといった具合。今日はいいぞと山に登ってみると、何だか全体がぼやけていてつまらない。こんなことを何度か繰り返して、今日、やっと何となく皆さんに紹介してもいいかなと思える写真が撮れました。昨日の「熊日」に、九州の大気が中国大陸の影響で汚染されているという記事が出ていましたが、阿蘇でも私の住んでいるところから阿蘇山が鮮明に見える日が以前と比べて少なくなってきたように感じます。そんな影響か分かりませんが、阿蘇山がすっきり見えていないのが残念なのです。

 今、阿蘇では雲海や紅葉など、自然の営みの中で私たちの目を楽しませてくれるものがたくさんあります。あぐりん特派員をさせていただいて、毎週記事を投稿しなければならないと思うと負担になりますが、携帯のカメラを通して周りを見ていると、毎週皆さんに紹介したいことがたくさんあって困ってしまいます。私の母校の小学校のイチョウもいい具合に紅葉しました。ついでに紹介します。


イメージ 2009/11/04
【11月1日】
 皆さんこんにちは。阿蘇では一雨ごとに随分秋も深まって、山々も良い色に色づいてきました。前回お知らせしましたキンモクセイは、ふくよかな香りを辺りに漂わせていましたが、先月25日の雨でたくさんの花びらが橙のじゅうたんを敷いたように落ちていました。

今年の夏は天候が良かったので、葉っぱにたくさん養分が蓄えられ、紅葉がきれいなようです。昨日、昼休みに車で根子岳までちょっと行ってきました。釣井尾根の登山口から登り、車で行けるところまで行きました。登山道路の途中にもいろんな秋があり、期待をして車を走らせました。終点は砂防えん堤があり、歩いてそれを2つ乗り越えて紅葉のきれいな所まで登り、写真を撮ってきました。緑のスギ、ヒノキの中に紅葉が映えてきれいでした。

 バックナンバー ・・・ No,1


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